本学教員による出前授業が神戸東洋日本語学院で開催されました。

講師は未来社会学科教授小田栄子先生でした。

「真実はいつも一つ！」というのは、名探偵コナンの決め台詞。参加した学生の母国、中国やミャンマーでも名探偵コナンは人気のアニメです。ここで実は真実は一つではなく、人によって事実の捉え方は様々であることを学びました。

その後、認知症の例から「受容」について、ペアーワークで「傾聴」について、シンデレラの話から「エンパシー」について学びました。

お互いの価値観を共有するグループワークでは議論が白熱していました。価値観の違いを理解するためにはコミュニケーションが大切だということが分かりました。

受講した学生からは「シンデレラの継母の立場になったら自分もそうしていたかもしれない」「前は気付かなかったが自分の価値観を理解できるようになりました」などのコメントが寄せられました。

留学生の皆さんは、文化や常識の異なる日本での生活に戸惑いも多いと思いますが、本日の学びを一つでも役に立てていただければと思います。
ありがとうございました。